虹の橋を戻って。


by gab_golden
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たかしまやでねー

あーーーーぼくだよー。あやくんだよーー。
あけましておめでとうございます。
がぶこを連れてねー。たかしまやさんへ買い物に行ったよー。
人ごみが好きな女の子だからねー、お正月のたかしまやさんはガブ子のだい好きな場所だねー。
でもねー、ぼくがガブ子の福袋のお支払いをしているあいだにねー、ガブ子の姿が見えなくなったんだねーーー。
伊勢丹でもねー、ぼくはガブ子を見失ったけどねー、まただよー。
お支払いをじっとまってるタイプの女の子ではないからねー。
きっと違う店に靴か洋服を見に行ったんだろうねー。
ずいぶん探しに探したけどなー、見つからなくてねー、荷物も重いからなー、ぼくは考えに考え抜いて両手に福袋を下げてインフォーメーションセンターに行ったよー。
「どうなさいましたか?」
「あーーーまいごだねー。妻が迷子だよー。」
「お呼出いたしましょうか?」
「あーーーーーっ、巧い手だねー。呼び出してみろよー!
 でてくるかどうかわからないけどねー」
「お名前は?」
「あーー、そうだねー、シヨミガブ子だよー。
 ガブ子はねー、可愛くてねーーーー。ちょっと太ってはいるけどねー。
 ゴールデンさんだよー。
 あーそれからねー、ぼくのことを放送するなら『背の高いご主人』て言ってくれよー? いいかー? 見た目よりもちょっとくらいいい風に言えよー?」
「かしこまりました、こちらに座ってお待ちください」


ポン♪ポン♪ポン♪ポーーーーン。
お客様のお呼出をいたします。
ちょっと太めのゴールデンのシヨミガブ子さん、背の高いお上品なご主人様がお待ちです。一階、インフォメーションセンターまでお越し下さいませ。


ガブ子「んーーーーーー。。。なまえはわたしとおんなじだけど、主人の感じがちがうから呼ばれているのはわたしじゃないわね? いったいわたしの主人はどこへいっちゃったんだろーう? わたしもインフォーメーションセンターで呼んでもらっちゃお!」

「どうなさいましたか?」
「しゅじんがいないのね?」
「お呼出いたしますか?」
「そうね、出てくるかどうかわからないけど、やってみる価値はあるわねー。
 ちょっと呼んでみてくださる?」
「お名前は?」
「アヤックスファイナンスコーポレーションのあやくん、てゆーか、本名はあばろんです。みの虫みたいな感じの主人なんです。
 でね、わたしのことを説明するときには、『金髪巻き毛のハーフのモデル系の若い女の子』って言ってくださる?」
「かしこまりました。そちらにお座りになってお待ちください」

ポン♪ポン♪ポン♪ポーーーーン。
お客様のお呼出をいたします。
みの虫系のアヤックスファイナンスコーポレーションのあばろんさま、金髪巻き毛のハーフのモデル系の若い奥様がお待ちです。一階、インフォメーションセンターまでお越し下さいませ。


「………あーーーー、ぼくの名前と一緒だねーーー。
 そんな奥さんをもらったあばろんてヒトもいるんだねー。。。」
「………………」
「………………?」

「あーーーー。もしかしてぼくの隣に座っているのはぼくの奥さんのガブ子だねー。」
「いやだ!あーた、こんなとこに座っていったいなにしてんのよー?」

そうして、ぼくたちは再会できたよー。そして手をつないでおしゃべりしながら帰ったよー。二度とデパートで離ればなれにならないように誓い合ったよー。
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by gab_golden | 2009-01-04 11:56 | おしゃれ&メイク