虹の橋を戻って。


by gab_golden
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神の子羊の食卓

実家のおかあさんと、古いともだちのタガチンの結婚式に行ってきました。
そんなわたしはもちろんガブ子です。
きのうから、衣替えをして夏服を全部実家に持って帰り、ひきだしをひとつカラッポにしてたくさんに増えた洋服を詰め込みました。
見たこともないヘンなブランドの洋服もたくさんありましたが、とりあえずまあいいわと思ってつっこみました。
その後、シヨミに戻って秋冬物のなかからかわいいワンピースを選んで、わたしは麻布の教会に出かけたのです。
お母さんが、アベマリアを謳うお姉さんに憧れるのは毎度のことです。
結婚式のたびに、アベマリアを謳うお姉さんを見て、「今度生まれてきたら、オペラ歌手になろう」と、心に誓っています。
わたしは、神父さんのいっぷう変わった歌うようなお祈りにかなり心を奪われました。
カソリックだということですが、初めて見るお祈りでした。
神父さんはゆっくり話していたかとおもうと、突然オルガンのキーの音に合わせてお祈りの言葉にメロディーをつけてしゃべりだしたのです。
中でも、いちばん素敵だったのはこのようなところです。
「♪神の〜子羊の〜♪♪食卓に〜〜招かれるのは♪〜シアワセ〜〜♪♪♪」(この言葉には節がついてるのです!)
神父様は、そう歌いながら、神の子羊の食卓についてお話なさいました。
わたしは、「神の子羊の食卓には、いったいどんなご馳走がならんでいるんだろーう?」と、いろいろ想像しました。
すると、横から出て来たおばさんが神父様の後ろ手にある祭壇のいちばんいいところに位置する小さな扉を開けて、中から大きな聖杯をとりだし、神父様に渡しました。
何人かの人が頭にハンケチをのっけて、神父様の前に躍り出ると、神父様は、なんと聖杯から“せんべい”を取り出して、食べはじめました。
わたしは、ごっくんと唾を飲み込みました。
あれは、確かにせんべいです。
わたしのお腹がキュゥーっと鳴りました。
頭にハンケチをのっけて前に出たなら、せんべいをもらえそうな感じです。でも、わたしは用心深く、神の子羊の食卓について考えてみるべきだと思いました。
思い浮かぶのは、美味しそうに焼けた『ラムラック』ですが、どうやら匂いをかいでみてもそんなジューシーな香りは漂ってきません。
そこで、ぴかスにメールしました。
「神の子羊の食卓に招かれちゃいそうなんだけど、いったい何がでてくるんだろーう?」
すると、まだ送信ボタンを押してもいないのに速攻で返事がきました。
「ジンギスカンでしょ!」
ハッ!
ジンギスカンは好きな方です。わたしは、「歌いましょーーーう」という神父様の声につられて「いでたまも」という歌(だったと思います)をうわの空で歌いながら、ジンギスカンの匂いが漂ってくるのを待ちましたが、とうとう最後までジンギスカンには招かれませんでした。
なにか、悪いことでもしちゃったのかなと、落ち込んだり、がっかりしたりした一日でした。
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by gab_golden | 2008-10-18 21:06 | おしゃれ&メイク