なんかねー、『ばびんかコレクション』の日は異常にヒットがあってねー、妻のガブ子と、
「いったいなんのキーワードにひっかかったんだろーう?」
と、頭をひねったけどわからなくてねー。
やっぱり『金利』かなー? 世知辛い世の中だからねー。
まあいいけど、ものすごくなにかのワードにたくさんの人がひっかかってきた割には『ばびんかコレクション』の話だったからきっとがっかりしたヒトも多いだろうよねー。ご苦労様だねー。ありがとうねー。
ところでねー、ぼくはいつも家で食事のときなんかに仕事の話をしてねー、ガブ子にいろいろと相談にのってもらっちゃったりしたいんだれどねー、ガブ子はいつもこう言ったもんだよー。
「あーた! 家に仕事をもちこまないでね? 家の中では、愛と夢の話しかしないでね? わかる?」
それでぼくはいつも仕事の悩みは『男の隠れ家』でしたもんだよー。
そこには仕事の悩みを聞いてくれるマスターがいてねー、グラスをキュッキュッと磨きながら、聞くだけ聞いて、余計な口出しはせずに一言、こう言ったもんだよー。
「しゃちょう、そんな悩みもいつか笑い話になる時が来ますよ。」
さいきん、ぼくのお勧めの『男の隠れ家』に行ったら、ミカミがカウンターで一人で飲んでいてねー、マスターに話しかけているのを耳をダンボにして聞いたらこう言っていたよー。
「オレんた、金がねーんだよ。今日もこのドリンクはアーにいちゃんにつけといてくれよ?
しっかし、どうやったらアーにいちゃんみたくなれるのか教えてくれよマスター。
オレんたも"しゃちょう"って呼ばれてみてぇよー!」
すると、マスターがキュッキュッとグラスを拭きながら答えたぞー。
「ミカミさん、そんな悩みもいつか笑い話になる時が来ますよ。」
なんだー? あのマスターは誰にでもそんなことを言ってるなー?
ところでねー、ぼくが家に帰ると、ガブ子は愛と夢の話ばっかりするからねー、ぼくはイライラして叫ぶんだよー。
「愛と夢でメシが喰えるかっ!」
一瞬、ガブ子もマミーもおばーちゃまもみーちゃんもきょとんとしてねー、そしてみんなで声を揃えて言うよー。
「愛と夢は美味しいよ!」
女子供の世界は甘くてとろりとしてぬるま湯でいいねー。
だけどもぼくは明日も銀座の『そろばんファンタジー』の売り上げ報告書とニラメッッコしながら渋茶をすするよー。
ガブ子にあたたかいイヤーマフとブーティーを新調させてやらないとご機嫌が悪くなっちゃうからねー。
そして、クリスマスには美味しいフレンチをご馳走してやらないとねー。
ミカミは大人になったらぼくみたいにできるのかなー。
なんだか愚痴ばっかりで悪いねー、聞いてくれてありがとうねー。
「いったいなんのキーワードにひっかかったんだろーう?」
と、頭をひねったけどわからなくてねー。
やっぱり『金利』かなー? 世知辛い世の中だからねー。
まあいいけど、ものすごくなにかのワードにたくさんの人がひっかかってきた割には『ばびんかコレクション』の話だったからきっとがっかりしたヒトも多いだろうよねー。ご苦労様だねー。ありがとうねー。
ところでねー、ぼくはいつも家で食事のときなんかに仕事の話をしてねー、ガブ子にいろいろと相談にのってもらっちゃったりしたいんだれどねー、ガブ子はいつもこう言ったもんだよー。
「あーた! 家に仕事をもちこまないでね? 家の中では、愛と夢の話しかしないでね? わかる?」
それでぼくはいつも仕事の悩みは『男の隠れ家』でしたもんだよー。
そこには仕事の悩みを聞いてくれるマスターがいてねー、グラスをキュッキュッと磨きながら、聞くだけ聞いて、余計な口出しはせずに一言、こう言ったもんだよー。
「しゃちょう、そんな悩みもいつか笑い話になる時が来ますよ。」
さいきん、ぼくのお勧めの『男の隠れ家』に行ったら、ミカミがカウンターで一人で飲んでいてねー、マスターに話しかけているのを耳をダンボにして聞いたらこう言っていたよー。
「オレんた、金がねーんだよ。今日もこのドリンクはアーにいちゃんにつけといてくれよ?
しっかし、どうやったらアーにいちゃんみたくなれるのか教えてくれよマスター。
オレんたも"しゃちょう"って呼ばれてみてぇよー!」
すると、マスターがキュッキュッとグラスを拭きながら答えたぞー。
「ミカミさん、そんな悩みもいつか笑い話になる時が来ますよ。」
なんだー? あのマスターは誰にでもそんなことを言ってるなー?
ところでねー、ぼくが家に帰ると、ガブ子は愛と夢の話ばっかりするからねー、ぼくはイライラして叫ぶんだよー。
「愛と夢でメシが喰えるかっ!」
一瞬、ガブ子もマミーもおばーちゃまもみーちゃんもきょとんとしてねー、そしてみんなで声を揃えて言うよー。
「愛と夢は美味しいよ!」
女子供の世界は甘くてとろりとしてぬるま湯でいいねー。
だけどもぼくは明日も銀座の『そろばんファンタジー』の売り上げ報告書とニラメッッコしながら渋茶をすするよー。
ガブ子にあたたかいイヤーマフとブーティーを新調させてやらないとご機嫌が悪くなっちゃうからねー。
そして、クリスマスには美味しいフレンチをご馳走してやらないとねー。
ミカミは大人になったらぼくみたいにできるのかなー。
なんだか愚痴ばっかりで悪いねー、聞いてくれてありがとうねー。
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by gab_golden
| 2009-12-16 21:41
| あやくん